2008年09月

知行合一

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西酒造さんが訴訟を起こしました。
侍は全面的に支持し応援してゆこうと思います。
ここで泣き寝入りしてしまったら 何処にも正義がなくなってしまいます。人に物を借りたら返す。百円借りたら百円返す。銀行から一万円借りたら一万円に利子つけて返す。人に迷惑かけたら ちゃんと謝る。小学校で教わったはずです。大の大人が守れないから子供も守れなくて当たり前です。
大人がキチンと模範を見せれば必ず良い世の中になってゆくと侍は信じています。
我が株式会社堂の企業理念は『知行合一』です。そして経営理念は『全てはお客様の為に』と続きます。
そろそろ人の痛みを省みず自分さえ良ければいいという風潮を改めねばこの日本という国は とんでもない方向に向かってゆくのではないでしょうか。

あるがままに。ただひたすらに。

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侍は今 禅の心にとても興味があります。一体自分は何の為に生きているのか 本物の自分は何者なのだろう…その答えを導き出してくれるのが禅ではなかろうかと思っています。禅と武道の関係は極めて深くとりわけ剣に道を求めた者の多くは禅門を叩いています。その代表は宮本武蔵や山岡鉄舟です。日本の武道が『術』では無く『道』なのは 禅による所が大きいかもしれません。近くは侍が十年間修行した極真空手の創始者 大山倍達総裁が『空手は動禅である』と仰っています。侍も全く同感で 自身稽古中に幾度か 千本突き 千本蹴りの最中 意識が遠のきながらも 精神が肉体を凌駕するというか無我の境地に達したかの様な事がありました。身にまとってきたもの全てを捨て何者にもとらわれず 縛られず 執着せず たった今 ここに居る自分こそが真実。この境地こそ禅の心なのかもしれません。
では うちの大将に聞いた山岡鉄舟の逸話を紹介しもんそ。
山岡鉄舟は毎年 道場の稽古始めに当たって門下と無礼講の酒盛りを行っていたそうですが ある年の事 門下の一人が鉄舟の面前で嘔吐してしまい その吐瀉物は畳半分に広がり猛烈な臭気を発したが 鉄舟は何食わぬ顔で立ち上がると その門人を押し退け 大口を開けて へどをすすりだし 瞬く間に綺麗に舐めつくしたそうです。門下が驚き『先生どうなさいましたか?』と聞くと鉄舟は『弟子の不始末は我が不始末。ちょっと浄餌不二の修行をしたまで』と仰ったそうです。侍は とても真似出来ません。

薩摩武士の三つのたしなみ

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薩摩武士の三つのたしなみとして 自顕流 薩摩琵琶 天吹 があります。侍はまだ薩摩琵琶は修行していませんが天吹は たしなんでおります。ちなみに侍の天吹の師匠は生駒網雄先生で現在鹿児島県テニス協会理事長をされている方です。先日も御来店され観光客の方々に一曲披露していただきました。
元教諭で立派な方です。玉川学園大学創始者の小原国芳先生の後輩にあたられ 先生も同大学出身です。
天吹とは コサンダケを山で切ってきて火で焙り 乾燥させた三節五孔の素朴な楽器です。小さな尺八と言えば分かりやすいでしょうか。『天の八重雲を吹き放つ事の如し』という大赦の詞から引用され命名されたそうです。『てんぷく』と読みます。
戦国時代から薩摩武士が好んで腰にたばさみ武運を祈りつつ奏した代物です。とても哀愁のある音色がします。
関ヶ原合戦時の逸話を紹介しもんそ。戦に敗れ退却を余儀なくされた薩摩武士が愛用の天吹を陣屋に忘れた事に気付き引き返した所 敵に捕われ危うく斬首の刑にという際に『今生の別れに一曲吹かせてはくれないか』と嘆願し吹奏したそうです。
瞑想清聴していた敵将たちはその見事な音色に心打たれ ついには放免してくれたそうです。遅れて薩摩に戻ってきた薩摩武士がこの話を皆にした所 命を助けてくれる笛として天吹を薩摩藩主が奨励し広まっていったそうです。
侍が大好きな逸話のひとつでした。

始末に困る人

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『命も要らぬ 名も要らぬ 官位も金も要らぬという人は始末に困るものです。しかしこの始末に困る人でなければ艱難辛苦を共にして国家の大事業を成し遂げられないものです』と西郷さんは言って居ます。どんなに金を積まれようとも金の誘惑に負けて正道を踏み外す事が絶対に無い。どんなに貧しくなろうとも志を曲げて金の為に悪を働く事は絶対に無い。どんなに強大な権力が脅しにかかろうとも恐れ命を惜しんで屈服する事は絶対に無い。理想論かもしれませんが こうした指導者が国家を支え本当に民の為の政治というものを実現してくれるのではないでしょうか。
小泉元総理が引退されるそうです。
政策などには賛否両論あるでしょうが 少なくとも一命を賭して政り事に当たっておられた小泉さんを侍は好きでした。
贔屓目かもしれませんが やはり薩摩の血が脈脈と流れているんだなぁと思います。土佐の誉め殺し 長州の金殺し 薩摩の女殺しと昔から言います。薩摩人は決して金では動きません。綺麗な女性に弱いのです((苦笑))

日本人は貧しい。されど高貴である。

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今朝の新聞の1面を見て驚きました。厳しい時代ですね…天文館も 映画館 エンパイア ザビエルホテル などが無くなり かつての賑わいも無くなったと聞きます。侍も三月まで天文館で働いていたので寂しい限りです…侍達の年代はバブル直撃世代です。根拠の無い好景気にみんなが浮かれていました。でもその中で日本人がかつて持っていた美徳を根刮ぎ失ったのだと思います。義理 人情 礼節 恥 忠誠 仁義 どれをとっても今の世の中には見当たりません。今の政治家も自己保身に走る文官ばかりで大衆を案じる武官が全くいません。かつて西郷さんは腐敗した明治政府を見てこう評したそうです。『国を想ひ 死んで行った志士達は こんな世の中を望んでいなかった。誠に申し訳が立たない』と涙されたといいます。
今一度 貧しくとも心が豊かでお互いにたすけあって美しく生きていた日本人に戻り 世界中から尊敬される国になって欲しいものです。タイトルは幕末 日本に滞在していた英国公使の言葉です。
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